お仕事、お疲れ様です。
あなたは今、仕事でミスをしてしまい、こんな負のスパイラルに陥っていませんか?
- (1)失敗のショックを引きずる
- (2)集中力が下がり、日常業務の実施漏れや他の案件のスケジュール遅れが出る
- (3)さらにミスが続く
かつての僕自身が、まさにこの「失敗の連鎖」に苦しんでいました。

上司から厳しい指摘を受け、それが忘れられず1週間以上引きずってしまった時がありました…
当時はまさに先ほどの負のスパイラルに入ってしまい、失敗のことが常に頭の中に残っていました。
そしてその結果、普段は簡単にできている日常業務のミス、実施漏れまで出てしまうのが恐ろしいところです。
しかし、知っておいてほしいのは、失敗は「デキる若手」の通過儀礼であり、重要なのは「失敗からどれだけ早く立ち直れるか」にかかっているということです。
ここからはそんな失敗から立ち直るための、具体的な流れを見ていきましょう!
ステップ1:大前提!まず「誰のミスか」を冷静に見極める
まず最初のステップとして、自分を責める前に落ち着いて以下の大前提を確認しましょう。
「その失敗は、本当に自分に非があるミスなのか?」
自分に非があるかどうかを判断する際は、その時の自分に何が出来たか、もっと上手くやれたことはないかを振り返ります。
その結果、その時の自分にはどうしようもなかったのであれば、自分に非がないと判断して気にしなくてOKです。
(【先輩の言葉が救いになる】僕は、自分のできることはすべてやった案件でうまくいかなかった時に、先輩から**「よく頑張ってたし、今回の件はどうしようもなかったんじゃない?」**と声をかけてもらったことで、気持ちが楽になりました。頑張って失敗したならしょうがない。 自分を追い詰めすぎず、反省すべきところは反省したら、すぐに未来に意識を向けましょう。)
ステップ2:連鎖を断ち切る!「即座のリセット」を最優先に
ステップ1 で考えた結果自分に非があった場合でも、思い詰めて翌日も翌週も引きずるようなことは絶対にしないようにしましょう。
なぜなら、その引きずりがさらに仕事のミスが続くスパイラルに入ってしまうからです。

冒頭の自分のようにミスを繰り返すことになってしまいます…!
最悪それでメンタルを崩してしまう可能性もあるので、引きずりすぎないようにしてください。
【ポイント】
そうは言っても失敗した瞬間は冷静な判断ができません。
だからこそ、日頃から「もし失敗してもいつまでも落ち込んでいても仕方ない、その時はすぐに切り替えるようにしよう」という気持ちを意識的に持つようにしましょう。
ステップ3:頭を強制リセット!「感謝される仕事」で上書きする
失敗のショックから一時的に離れるため、可能なら失敗した仕事から一時的に離れましょう。
そして別の仕事を進めることで頭を新しい仕事のことで埋めましょう。
【効果的な仕事の選び方】
単純な定型業務や、できるだけ失敗しないもの、慣れているものが最適です。
特に、人から「ありがとう」と感謝されるような仕事だと、自己肯定感が上がり、失敗のショックを和らげられる可能性がぐっと高まります。
ステップ4:自分専用の「リセットボタン」を試す
ステップ3までで上手く気持ちを切り替えられず、仕事が終わってからも失敗が忘れられない時もあるかもしれません。

それでも、いつまでも失敗のショックを引きずってはいけません…!
精神的に参ってしまうのを防ぐため、自分なりのリセットボタンを試してみましょう。
こういったリセットボタンは人によって違います。自分専用の「リセットボタン」として、寝る、食べる、人と話すなど、何をすれば気持ちが切り替えやすいかを把握しておきましょう。

わからない時は、よく寝る、食べる、人と話すあたりを試してみると良いかもしれません!
いまいちなら他にも試してみましょう!
「いざという時に使える」リセット方法を探し、何が自分に効果的かを確認し、失敗した夜は迷わずそのボタンを押しましょう。
こういった切り替えのきっかけとなる行動をとることで、翌日の仕事が少し楽になるはずです。

自分が実践して最も効果的だった最強のリセット方法は、とにかく早く寝ることです。

失敗した日は、とにかく早く寝ることだけ考えています。
帰った直後にご飯を食べ、風呂・歯磨きなど最低限のことだけやったら、時間が早すぎるとか気にせず、すぐに布団に入ります!
単純ですが、かなり効果的です!
おまけ(事前にしておくべき準備)
ここまでのステップを振り返って、事前にしておくと良い準備がいくつかあったのでまとめておきます!
・日頃から「もし失敗した時はいつまでも落ち込まず、すぐに切り替えることが大切」という気持ちを持つ
・自分専用のリセットボタンを探しておく
まとめ
ここまで、失敗のショックから立ち直るための具体的な「即効リセット術」を見てきました。
大切なのは、失敗を恐れて動けなくなることではありません。
失敗は、あなたが新しいことに挑戦し、成長している証拠です。
そして、色んな仕事をやっていたら、どんな人でも失敗は必ずあります。
反省するところは反省し、原因を分析したら、さっさと切り替えて次に進みましょう!

それがデキる若手になるために重要な能力の一つです!
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