質問しづらい病を治す!上司に褒められる魔法の質問術

Uncategorized

あなたは今、こんな悩みを持っていませんか?

  • 「これ、聞いても大丈夫かな…?」
  • 「上司は忙しそうだし、また質問したら怒られるかも…」
  • 「こんなことも知らないのか、と思われたらどうしよう…」

新しい仕事を任されたとき、分からないことがあっても上司に質問するのをためらってしまう。

多くの若手社員がなかなか質問出来ず、そんな風に上司の機嫌を伺ったり、自分で抱え込んだりして悩んでいるはずです。

自分自身もかつてはそうでした。

質問のせいで上司をイライラさせてしまい、それ以来、質問することが怖くなってしまった時期があります…

でも、安心してください。質問は、怖いものでも、迷惑なものでもありません。

この記事では、僕自身の経験から見つけた、上司に嫌な顔をされずに、むしろ「気の利く部下だな」と思われるような質問のコツをお伝えします!

まずは結論から!

結論:質問は「賢い確認」に変えて、上司のストレスを減らせ 

新卒時代、僕は上司の時間をとってしまうことから「質問は避けるべきもの」だと思っていました。

でも、ある日上司に「一人で考えてもわからないんだから、わからないことは聞け」と言ってもらうことができました。

それ以降、新卒でわからないことだらけだった自分は度々上司に質問していました。

…が、そんなことを繰り返していたある日、いつも通り質問していると上司をちょっとだけ苛立たせてしまい、自分なりにもう少し考えるようにという指摘を受けました。

わからないことはどんどん聞けって言葉を鵜呑みにし過ぎて、その当時はすぐに質問し過ぎだったかもしれません…

この指摘を受けた時は、やっぱり上司の時間をとってしまうし、あまり質問し過ぎるのはよくないのかな…と思いました。

しかしその後自分なりに考え、この時の経験から分かったことがあります。

それは上司が本当に嫌がること、ストレスを感じることは、「質問されること」ではなく、自分なりの考えを持たず質問されること。悪く言えば「何も考えずに丸投げされること」だったのです。

つまり質問しづらい…という悩みを抱えているあなたがすべきことは、単に答えを求める「丸投げ型」の質問から、自分の考えを添える「提案型」の質問に切り替えることなのです。

「上司への質問」は、うまくできれば上司との信頼関係を築くプラスの作業にすることができます!

なぜならそのような質問の仕方をすることで、上司に自分なりの考えが伝わるようになり、質問しても悪い印象になりにくくなるからです。

そのため上司への質問もしやすくなり、話もスムーズに進めることが出来ます。

ここからはよくある内容について、具体的にどう質問すれば良いかを見ていきましょう。

提案型の質問方法1:優先順位の確認

新しいタスクが降ってきたとき、単に今ある仕事とどちらを優先すべきが聞くのではなく、その新しいタスクと今持っているタスクの重要度、納期を比較し自分なりの考えを示しましょう。

このひと手間で上司への配慮と責任感を示しましょう。これは、あなたの仕事の責任感を伝える最高のコミュニケーションです。

NGな質問
NGな質問

今、他の仕事があるんですが、どっちを優先してやったら良いですか?

提案型の質問
提案型の質問

現在、A(顧客への重要資料)を仕上げています。

このB(新規依頼)を今すぐ始めると、Aの提出が1時間遅れるので、Bの処理はAの処理が終わってから進めても良いでしょうか?

【コミュニケーションのコツ】

可能であれば「1時間遅れます」のように、具体的な数値で影響を伝えられるとより良いです!

感情論ではなく事実に基づいているため、あなたの意見が尊重され、感情的な摩擦なく優先度を決められます。

提案型の質問方法2:その案件にどのように対応すべきか

上司に「どうしたらいいですか?」と尋ねるのは、「考えること」を丸投げしているのと同じです。

そこを提案型の質問にすることで、上司は「すべてを丸投げされ、自分ばかり考えている印象にならない」ので、ストレスが減ります。

スムーズなコミュニケーションのためには、あなたの思考プロセスを共有することが大切です。

NGな質問
NGな質問

このトラブル、どう対応しましょうか?

提案型質問
提案型質問

トラブル対応は『A案』と『B案』が考えられます。

私はリスクの早期解消のためA案で進めたいと考えているのですが、いかがでしょうか?

【コミュニケーションのコツ】

この質問は、あなたが問題解決に向けて既に考え、自分なりの考えが持てていることを示せます。

その結果、上司は解決策の検討を丸投げされている印象がなくなるため、質問に悪い印象がなくなります

また、なにより対応方法の選択肢がある状態から上司の検討が始まるので、考える負担が少なく、スピーディな判断ができます。

自分の体験としても、こういった仕事の進め方をするようになってから、こいつは考えて仕事をするやつだという評価をしてもらえるようになりました!

提案型の質問方法3:どこまでのクオリティを求められているかの確認

仕事に取り掛かる前に「どこまでやればいいか?」と迷ったときは、求められているクオリティについて質問しましょう。

これは、無駄な作業を減らし、スムーズなフィードバックを引き出すための質問です。

NGな質問
NGな質問

この資料、どこまで作り込めばいいですか?

提案型質問
提案型質問

この資料は、社内検討用なのでたたき台(骨子だけ)で十分と考え、取り急ぎここまで作成しました。

外部の打ち合わせにも使用するようであればさらに詰めますが、いかがでしょうか?

【コミュニケーションのコツ】

こんな風にゴールのすり合わせを行っておくことで資料の不要な作り込みを避け、作業時間を短縮出来ます。

また、上記のような提案型の質問の仕方をすることによって上司は「こいつは自分で考えて動けるやつだ」、「この子は要点を理解している」と安心し、不要な作り込みを避ける具体的なフィードバックをくれるはず。

結果、作業時間を大幅に短縮し、上司の信頼も勝ち取ることができます

求められるクオリティを確認することで作業時間を減らす重要性は、以下の記事にも書いています!

まとめ:質問は「信頼構築」と「自己成長」の道具に変えよう

「上司への質問」を単に答えを教えてもらう作業ではなく、「自分の考えを共有し、上司とのコミュニケーションを円滑にするための道具」に変えましょう。

そして、この提案型質問を繰り返すことこそが、あなたにとって最大のメリットとなります。

質問の前に自分なりに、この案件はどう対応すべきか、どちらが優先なのかと自分の頭で考えるクセがつくからです。

その結果、あなたの思考力(地頭)が自然と高まり、上司に質問するまでもなく正しい判断が出来るようになり、スムーズに仕事が進んでいくようになります。

僕自身、この「提案型質問」を習慣化したことで、質問する回数を減らすことができ、仕事もスムーズに進むようになりました!

まずは、質問する前に少し考えて、自分の意見を持って相談してみてほしいです。そして自分なりの考えを持てたのなら、恐れずに質問してみましょう!

この提案型質問を実践することで、あなたは「何でもすぐ答えを聞いてきちゃう新人」を卒業し、上司から「仕事がしやすい」と思われるデキる若手へと変身できるはずです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました